静岡県静岡市発の日本茶ブランド、富嶽茶景のブランドアイデンティティ。
静岡県は全国の茶生産量の35%を占める日本一の茶どころで、お茶づくりに適した気候と高い生産技術により、各種品評会で数多くの賞を受賞するなど、 品質の高いお茶を生産している。しかし、国内では静岡茶は有名だが、国外においては、お茶は「京都」という概念が強いため、お茶=静岡をどのようにして広めるかを追求した。
そこで、世界に誇れる文化遺産である富士山、海、茶畑の風景という日本茶のある静岡らしい風景そのものを国内外の皆様に知ってもらおうと考えた。茶のある風景、すなわち“茶景”という造語を創り、ブランドアイデンティティを企図した。
富嶽茶景というネーミングは、日本国内にある美味しい日本茶の中でも、静岡らしい特徴として、かつて葛飾北斎が描いたような茶畑の風景にある日本茶であることをブランドのシンボルとした。